君の笑顔〜アナザーストーリー〜

やっと授業が終わった。

さぁ、聞き出すぞ。

絶対に。

大事な友達の悩みを聞いて何が悪い。

相談に乗ることぐらいあたり前だろ?


今日もプリントが多くて…整理に手間どった。

舞岡さんも黙々とプリントの整理をしている。

傷が痛むようで…手がゆっくりとしか動けないようだ。

俺が一歩早く終わったから、舞岡さんの準備に手を貸した。

相当痛んでいるようだ…いつもテキパキと準備をしているのに、今日はいつもより遅い。


ようやく準備が終わって、学食へと向かった。


足もケガしているようで…ガクガクとした歩き方しかできていない。

俺は…そんな舞岡さんを見て、自然と歩くペースが落ちた。

いつも俺のペースに合わせてくれて、高いヒールでも早く歩いてくれてるから。

今日は…今日は俺が合わせるよ。


無理すんな…。


そっと心の中で舞岡さんに呟いた。