君の笑顔〜アナザーストーリー〜

「わ…私も行くの?」

「うん…一緒にきて」


先輩と舞岡さんが部屋先でこそこそ話している。

先輩は俺をちらっと見て、舞岡さんを説得している。


「大丈夫だって…。ね?せっかく誘ってくれてるんだし…」

「怖いもん…」


先輩の服の裾を掴みながら、今にも泣き出しそうな目で言った。


いい加減気付いてくれ…



俺は先輩に目で合図をした。

二人きりになりたいんだと。

先輩も俺に目で返す。

わかってるよ、大丈夫だから…って…


何度も何度も舞岡さんは先輩を誘った。

先輩はその誘いを断った。

それでも誘い続ける舞岡さん…


「先輩…お願いです…」

「…わかった」


結局…三人で大部屋に向かうことにした。


「ごめんね。まだ落ち着いてないみたい…」


先輩が俺に耳打ちした。