君の笑顔〜アナザーストーリー〜

舞岡さんは俺より先にご飯を食べ終わった。


「ごちそうさま!先輩、先行くね!!」


自分の食器を片付けて、舞岡さんは急いで部屋へと戻ってしまった。

ちょっと待てよ…

行っちゃうなよ…

みんながいる中、引き止めることもできず…


「多分今怖がってるよ…」


先輩が俺だけに聞こえるような小さな声で言った。


怖がってるのか…

返事を聞くことを怖がっている…

わかんない…よな?

俺は舞岡さんがめちゃくちゃ好きだってこと。

早く言いたいんだ。

それで、抱きしめてあげたい。

その体に触れたい。

キスとか…エッチとか…

もう俺止められんよ?

一回爆発したら誰にも抑制できんよ?


どうにかして2人きりになれないだろうか…


きのこ抜きのおかずをゆっくりと噛み締めながら食べた。