君の笑顔〜アナザーストーリー〜

また舞岡さんが小川に視線を移した。


「あ…あのさ!」


突然声をでかくして、言った。

俺はそのでかい声にびくっとしてしまった。

な…何??

そんな声聞いたことないよ、俺…

その声は、俺を幸せにする声だった。

叫んだような声を出して、一息おいた後に舞岡さんが言った。


「松田気付いてると思うけど、私、松田のこと恋愛として好き…。けっこう前から好きだったんだ…。でも松田が私のこと友達としか見れないって聞いて…。それでも私は松田のことが好き!大好き!!」



こ…告白されたよ、俺!!!!!!

嬉しい…というか…言われた…。

先に言われた…。

俺だって好きだって言いたかったのに。

じゃなかった…

大好きだって言いたかったのに〜!!!

もちろん答えはOKだ。

俺は返事をしようとした。

また俯いてしまった舞岡さんの顔を覗き込んで、返事を言おうと出だしに悩んでいたら…



舞岡さん走ってどっか行っちゃった…

緊張…したのかな?

まさか…俺も舞岡さんのこと好きだってこと、気付いてない?

返事聞くのが怖いのだろうか…?

俺はしばらく橋の上で1人ぽつんと突っ立っていた。