君の笑顔〜アナザーストーリー〜

舞岡さんにそっと近付いて、おとなしく寝ているその顔を見つめた。

俺は今…どうしようもない性欲に襲われている。

決して誰でもいいからやりたいというのではなく…大好きな人がこんなにも近くにいて、かわいい寝顔を無防備に見せているから…

襲ってしまいたい…

服を脱がせてめちゃくちゃにしたい…

その体に触れたいよ…

でもそんなことできない。


何もできない…

まだ俺たちは「友達」だ。

そんなこと、友達の間でするべきではない。


わかっているのに…

どうしても我慢できなかった。

俺は…そっと舞岡さんと添い寝をした。

俺がこんなにも近くにいるのに、舞岡さんは微動だにしないし起きる気配もない。


夜の手の温もりも愛しくなってきた。

あともう一回…手を繋ぎたい。

慎重に舞岡さんの手を握った。

幸いにも舞岡さんは気付く様子もなく、気持よく眠っている。


頼む、許してくれ…

俺は精一杯我慢しているつもりだから…


舞岡さんの温もりを感じながらそのまま俺はまた眠りについた。