「こうやって勉強するのもいいね。」
と、話かけると、高崎君が抱きしめて来た。

「ホントに嬉しい。
唯がいる。俺のそばに・・・」

「高崎くん。」

「ねえ、名前で呼んで。」
心拍数が上がった。

「裕一」
「唯」
さらに抱きしめられ、優しく倒された。

「唯。一生離さないから。」
「うん。」

首筋やお腹、足に唇が当たるのを感じた。

「あぁ。うっ。」
声が出てしまう。

「唯、ヤラシイ」
照れながら笑った。

裕一と交わった。
それは、優しくもあり激しくもあり、
幸せだった。