その後の二人の間に流れた空気はただただ気持ち悪いものだった。
気まずいと言う言葉では足りないほどの険悪な雰囲気とお互いの行動だけが響く静かな空間。
目を合わせることもせずただただ時計の秒針だけが何も無いように音を出して動いていた。
「ね、そう言えば名前…聞いてないです」
「……」
「あの…」
「なんでアンタなんかに教えないと行けないの?」
「僕が…知りたいから…です」
「………由奈。」
気まずいと言う言葉では足りないほどの険悪な雰囲気とお互いの行動だけが響く静かな空間。
目を合わせることもせずただただ時計の秒針だけが何も無いように音を出して動いていた。
「ね、そう言えば名前…聞いてないです」
「……」
「あの…」
「なんでアンタなんかに教えないと行けないの?」
「僕が…知りたいから…です」
「………由奈。」
