あの日に交わした約束は、思い出の場所で。

白っぽい世界。消毒液の独特な匂い。

目を覚ますと、私はベッドに横になっていた。


保健室か……

ぼーっとする頭で記憶を呼び起こす。


……恥ずかしい。私、みんなの前で倒れたんだ。想像しただけで恥ずかしくて思わず両手で顔を覆った。

ボールがぶつかったところをそっと触ってみる。ガーゼが貼ってあるのがわかった。

「……痛い」

押すとまだ痛みが残っていて、たんこぶになっているようだ。


ふと誰かが右横にいるのが視界に入ってきて、重い頭をその方向へ向け、私は思わず目を見開いた。