あの日に交わした約束は、思い出の場所で。

……でもときには、そういう一瞬の油断が命取りになる。


「奈央危ない!!」

澪の声が聞こえた。

でもその声が聞こえてきたときにはすでに遅く……

こっちに向かってボールが迫ってくるのはわかっていた。でも、反射神経のない私が華麗によけるなんてことできない。

かなりの至近距離から相手チームの蹴ったボールが右おでこのあたりを直撃した。


感じたことのない強い衝撃に私は倒れ、そのまま気を失った。

だからそのあとどうなったのかは私にはわからない。