サァッと顔を上げたわたしの顔が真っ青になると、 金髪のヤンキーが片耳につけたゴールドの十字架ピアスが微(かす)かに揺れ動く。 「やっと俺のこと見てくれた」 「ほっそい腕してんね」 「ちゃんとご飯食べてる?」 「顔普通なんだからさ、ちゃんと栄養取らないとダメだよ?」 どうしよう。 「放して…」って言いたいのに怖くて声が出ない…。 いつもは高校だったから相可(おおか)くんに助けてもらえた。 だけど、