「だい…すき…」
顔を熱くしたわたしはとても小さな声でそう呟く。
銀くんは耳元で甘く囁いた。
「…俺も大好きだよ」
「んっ……」
とろけるような甘いキスが何度も降りてきて、その度に暖かな涙が零れる。
わたし達は、まるで雪のように、溶け合っていく。
空からしんしんと、白く輝きながら舞い降りてくる雪。
雪は止みそうにない。
「銀くん、これからもわたしの隣でぎゅっとして」
「あぁ、するよ。何度でも」
銀くんに、ぎゅっと抱き締められる。
背中が熱い。わたしの背中に羽が生えたみたい。
わたしは、めげずに前を向いてこれからもずっと、
銀くんの『隣』を一緒に歩いていく。



