今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


「だい…すき…」
 顔を熱くしたわたしはとても小さな声でそう呟く。

 (ぎん)くんは耳元で甘く囁いた。
「…俺も大好きだよ」

「んっ……」

 とろけるような甘いキスが何度も降りてきて、その度に暖かな涙が零れる。 

 わたし達は、まるで雪のように、溶け合っていく。

 空からしんしんと、白く輝きながら舞い降りてくる雪。
 雪は止みそうにない。

(ぎん)くん、これからもわたしの隣でぎゅっとして」

「あぁ、するよ。何度でも」

 (ぎん)くんに、ぎゅっと抱き締められる。
 背中が熱い。わたしの背中に羽が生えたみたい。

 わたしは、めげずに前を向いてこれからもずっと、
 (ぎん)くんの『隣』を一緒に歩いていく。