「春花(はるか)の言う通りだよ」 姫乃(ひめの)ちゃんはそう言って自分の胸に手を当てると切ない顔をする。 「私は銀(ぎん)に告白して」 「中2(あのころ)は好きだった」 「でもキス出来なかった」 「今も出来ない。それが俺の気持ちだ」 「って振られた。だから…」 姫乃(ひめの)ちゃんは、ひまわりみたいな明るい笑顔を浮かべた。 「雪羽(ゆきは)も正々堂々胸張って気持ち伝えていいんだよ」 あぁ、今、分かった。 林崎(りんざき)くんも 春花(はるか)ちゃんも 姫乃(ひめの)ちゃんも わたしの幸せの為に言ってくれてるんだって。