今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 わたしは両目にいっぱい涙を溜める。

 林崎(りんざき)くん…。
 こんなわたしのこと、ずっと想っていてくれてたんだ…。
 胸が痛い……。
 苦しい……。

 林崎(りんざき)くんは、わたしの両手の平に自分の両手の平を重ねて飴を隠す。
 そしてじっと見つめてきた。

「嫌なら振り払って」

「え…」

 お母さんの手、

 元カノのめいちゃんの手、

 ぎゅっと掴めなかった林崎(りんざき)くん。

 それなのに、わたしを想って振り払われようとしてる。