今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 わたしは相可(おおか)くんの顔をじっと見つめる。

 相可(おおか)くんと遠くの席になっちゃった…。

 わたしは余りのショックで絶句し、俯く。
 両目にふわりと前髪がかかる。

 震える唇から消え入るような声を絞り出す。
「…なんで」

 絶望感で胸がいっぱいになり、わたしの両目から光が消える。
 世界が崩壊し、相可(おおか)くんとの良い思い出がパリンッと割れて消えていく――――。

 どうして……?
 ねぇ、どうして……、相可(おおか)くんの隣じゃないの……?
 こんな現実(りある)なら、知りたくなかった。