わたしは相可(おおか)くんの顔をじっと見つめる。 相可(おおか)くんと遠くの席になっちゃった…。 わたしは余りのショックで絶句し、俯く。 両目にふわりと前髪がかかる。 震える唇から消え入るような声を絞り出す。 「…なんで」 絶望感で胸がいっぱいになり、わたしの両目から光が消える。 世界が崩壊し、相可(おおか)くんとの良い思い出がパリンッと割れて消えていく――――。 どうして……? ねぇ、どうして……、相可(おおか)くんの隣じゃないの……? こんな現実(りある)なら、知りたくなかった。