今日は席替えの日。 正直、高校行きたくない。 怖い。 だけど…。 わたしの両目が潤む。 逃げたらだめ。 行かなきゃ。 もしかしたらまた隣の席になれる可能性だってあるんだから。 わたしは横になり、ぎゅっと自分の両手を握り締め、泣きながら願う。 どうかどうか、相可(おおか)くんの隣の席になれますように。 「…よし、行こう」 わたしは布団を捲(めく)り上げ、ベットから出た。