相可(おおか)くんはお母さんを強い眼差しで見つめる。 「“ウチの子は皆さんとは違うんです”って、保健室で俺に言いましたが」 「何も違わない」 「雪羽(ゆきは)さんは“俺達と同じ”です」 あ…お母さんとお父さん泣いて…。 「髪が銀髪に染まっていたから分からなかったけど」 「やっぱり貴方、あの“銀(ぎん)くん”なのね」 「え?」 相可(おおか)くんは聞き返す。 「私ね、雪羽(ゆきは)を生む為に病院に入院していた時」 「2人部屋で貴方のお母さんと隣同士だったの」 「え…隣同士?」 お父さんの顔を見ると、お父さんは静かに頷く。 「あぁ」