今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 お母さんは、どこか寂しそうな表情を浮かべる。
「そうだったの…」

雪羽(ゆきは)、私に心配かけないように嘘をついていたのね」
「ごめんなさい…」
 お母さんは震えた声で言った。

 わたしの両目に涙が溢れ、ポロポロと零れ落ちていく。

「お母さん…謝らないで」
 わたしの声が震える。

「嘘をついてきたわたしが悪いの」
「もっと正直に言えば良かった…」

雪羽(ゆきは)…」
 お母さんは、わたしの元まで歩いてきて、ぎゅっと抱き締めてくれた。