見つめ合うわたし達。 お母さん、お父さん、ごめんね。 わたし、 相可(おおか)くんと一緒に行きます。 相可(おおか)くんが右手を差し出してきた。 わたしも相可(おおか)くんに向かって右手を伸ばす。 あと少しで触れられそう。 ガチャ、と音がした。 「雪羽(ゆきは)、ベランダで何をやっているの?」 わたしはふと部屋の扉を見ると、扉はいつの間にか開いていて、お母さんが体を震わせていた。