体が震えて、胸がきゅっとなる。 え、一緒に? 「でも…」 「黒図(くろず)、このまま親の言いなりで」 「閉じ込められたままでいいのか?」 相可(おおか)くんは真剣な表情で尋ねる。 わたしは首をふるふると横に振る。 「よくない」 わたしがそう言うと、相可(おおか)くんは、ふっ、と笑う。 「なら行こう」 相可(おおか)くんが優しく笑った。 わたしの両目にじわりと涙が溜まる。 「うん」