今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 相可(おおか)くんの顔を見たら涙がぶわっと溢れてきた。

「なんで…」
 わたしの声が震える。

「ライン読んだ」
「それで頭にきたんで黒すぎんを食べに来た」
「俺、銀色狼だから」

「え?」
 わたしが困った顔をすると、

 相可(おおか)くんは、ふっ、と笑う。
「なんてな、冗談だよ」
「頭にきたのはほんとだけど」

「え…」

「勝手に諦めて終わらせてんじゃねぇよ」
「『ありがとう』じゃなくて『助けて』って送って来いよ」

「だって…」

 相可(おおか)くんは、はぁ、と息を吐く。
「まぁ、お前らしいけどな」