今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 少し走って左に回り、左側に見える体育館前の木々が生えた道を走る。
 右側は2車線の道路。

「はぁっ、はぁっ…」

 校門が近くなってきた。
 だけど息するのが苦しい。
 春花(はるか)ちゃんも少し苦しそう?

 近づいてくる女の子3人に次々と抜かれ、校門の中に春花(はるか)ちゃんと一緒に入る。
 走って行くと校庭が見え、中に入った。
 キラキラと光り輝く青空に陰りが見え始める。

 あ、春花(はるか)ちゃんに少しリードされて…。
 追いつかなきゃ。

 そう焦った瞬間、

 ――――ツンッ。 
 校庭の石に(つまず)いてわたしの体がぐらりと揺れ、その場にドサッと倒れる。