今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 相可(おおか)くんが励ましてくれるなんて。
 夢みたい。

 わたしの両目が潤み、涙を(こら)える。
 ジャージのポケットに入っていた予備のゴムで髪をきゅっと結ぶ。

黒図(くろず)、行って来い」
 相可(おおか)くんが、わたしの背中をぽんっと叩く。

 雪の羽が生えたみたいだ。

 緊張も消えた。

 もう大丈夫。
 わたし、頑張れる。