今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 わたしは泣きそうになる。

「分かってる」

 だけど…。

「なら」

 え、わたしの席に座って…。

 春花(はるか)ちゃんの両目に暗闇が広がって行くのが分かった。

 春花(はるか)ちゃんの顔が悪魔のような表情に変わり、バッと頭からフードを脱ぐ。
「さっさと諦めて、雪羽(ゆきは)ちゃんの席、私に譲ってよ」

 わたしは真っ直ぐ春花(はるか)ちゃんを見つめる。