わたしは、相可(おおか)くんの言葉を聞いて、ほっとする。 「相可(おおか)くん が無事で良かった…」 相可(おおか)くんは切なげな表情をする。 「良くねぇよ」 「バイクには逃げられるわ」 「 黒図(くろず)は嘘ついて勝手に帰るわ」 「窓から叫んだのに、なんで逃げんだよ?」 相可(おおか)くんの声が震える。 「俺を置いて行くな」 「一人にするなよ」 「寂しいだろ」