今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 …あ。
 わたし、何言って…。

 わたしの顔がカァァッと熱くなる。

 これじゃまるで告白してるみたい。

 ふわっ…。

「…………!」
 一瞬、何が起こったのか分からなかった。
 (ほの)かに甘いバニラの香りがわたしを包み込む。

 わたし、今、相可(おおか)くんの胸の中にいる。

 暖かさがわたしの体に染み透っていき、ドキン、ドキンと鼓動が速くなっていく。

 相可(おおか)くんは困った表情を浮かべる。

「隣にいるって言ったくせにな」
 そう言うと相可(おおか)くんは切ない顔をした。