硝子張りの窓から、仄(ほの)かな暖かな光が差し込む。 窓の外を見ると花びらのような雪が降っていた。 わたしの両目にも、くっきりと校庭を歩いている相可(おおか)くんの姿が映った。 黒のパーカーの上に雪色のブレザーを羽織り、右肩にチョコレート色の鞄をかけた制服姿の相可(おおか)くん。 「っ…」 相可(おおか)くん――――。 わたしの両目に溢れるような輝きが満ちた。 わたしは口を両手で押さえる。