そんな…。 喉が熱くなる。 ぜんぶ、わたしのせいだ。 わたしが嘘ついて林崎(りんざき)くんに会いに行かなかったら、 相可(おおか)くんにデートだって勘違いされることも、相可(おおか)くんがお母さんに会って拒絶されることもなかった。 土日に出掛けるの禁止も平日も真っ直ぐ家に帰ることにはならなかったのに――――。 ぽん、と林崎(りんざき)くんがわたしの頭に手を乗せる。 「雪羽(ゆきは)ちゃん、大丈夫だよ」