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「――――その翌日に俺も中学を卒業した」
林崎くんはそう言って、わたしから目を逸らす。
「後から銀に聞いたけど」
「めいと抱き合っていた男の子は、めいが好きでいきなり抱きついてきただけで」
「めいは断ったらしい」
「それからずっと俺を待ち続けて俺が来なかったショックで大泣きして帰ったって」
林崎くんは切ない顔を浮かべる。
「どうして信じられなかったんだろう」
「あの時帰らずに、めいと手をぎゅっとしてたらどうなってたかな」
「――――その翌日に俺も中学を卒業した」
林崎くんはそう言って、わたしから目を逸らす。
「後から銀に聞いたけど」
「めいと抱き合っていた男の子は、めいが好きでいきなり抱きついてきただけで」
「めいは断ったらしい」
「それからずっと俺を待ち続けて俺が来なかったショックで大泣きして帰ったって」
林崎くんは切ない顔を浮かべる。
「どうして信じられなかったんだろう」
「あの時帰らずに、めいと手をぎゅっとしてたらどうなってたかな」



