今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 林崎(りんざき)くんは自分の前髪に手の平を当てて困った顔をする。

 え…。

 わたしは焦り出す。
「あの、わたし何か変なこと…」

「違う、元カノのこと思い出しただけ」

「元カノ?」

「…うん」
「あれは中3の時だった」

 林崎(りんざき)くんは、ゆっくりと過去を話し始めた……。