相可(おおか)くんが驚いた表情を浮かべると、 わたしは寝ながら相可(おおか)くんに向かって震えた手を伸ばす。 相可(おおか)くんはその手を掴んで握る。 安堵(あんど)の涙が浮かび、そのまま両目を閉じていく。 ぽたっ、と右目から一粒の涙が光のように輝いて零(こぼ)れ落ちる。 相可(おおか)くんが手をぎゅって握ってくれたから。