今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 あずさちゃんがわたしの右手からアップルティーを奪い、

 ――――パシャッ。
 自分の飲みかけのアップルティーと一緒にわたしの頭の上からかけていく。

 かけ終わるとパッと手を放し、アップルティーをそれぞれ地面に落とす。

 カンッ、と転がるアップルティー。

 あずさちゃんは自分の口に手を当てて驚いた表情を浮かべる。

 綺麗に塗られた爪のマニュキアがキラキラと光り輝く。

「やだぁ、髪の毛びちょちょ〜」
「もう、やられたくなかったらぁ、りんりんに近づかないで」