銀(ぎん)の目つきが変わる。 「お前、毒林檎だろ」 「銀色狼と毒林檎なら銀色狼に砕かれて終わるかもしれない」 「でも、相手が羽が生えた雪の天使だったら」 「毒林檎の毒で眠らせることが出来るかもしれない」 「何? 宣戦布告?」 「そうだって言ったら?」 銀(ぎん)と凛(りん)は静かに見つめ合う。 「…俺は俺のやり方で守るだけだ」 銀(ぎん)は、さらりとそう言うと教室に戻っていく。 「余裕かよ」 凛(りん)はクスッと笑い、毒舌を吐いた。 「…ほんと邪魔だねぇ」