今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


 (ぎん)の目つきが変わる。
「お前、毒林檎だろ」

「銀色狼と毒林檎なら銀色狼に砕かれて終わるかもしれない」
「でも、相手が羽が生えた雪の天使だったら」
「毒林檎の毒で眠らせることが出来るかもしれない」

「何? 宣戦布告?」

「そうだって言ったら?」

 (ぎん)(りん)は静かに見つめ合う。

「…俺は俺のやり方で守るだけだ」
 (ぎん)は、さらりとそう言うと教室に戻っていく。

「余裕かよ」
 (りん)はクスッと笑い、毒舌を吐いた。
「…ほんと邪魔だねぇ」