今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


「え…」

 (ぎん)は脱げた片方のシューズを手に取り、後ろに回るとぺたりと床にお尻をつけ崩れ落ちたままの姫乃(ひめの)の足に履かせる。

 窓の外で泡のように溶けやすい雪が降り始めた。

 カチカチカチ。
 教室の時計の長針が動く。

 (ぎん)は後ろから姫乃(ひめの)を抱き締め、
姫乃(ひめの)
 耳元で甘く囁く。

 姫乃(ひめの)が振り向くと(ぎん)(なぐさ)めのキスをしようとする。

「あ…」