「っ…」 相可(おおか)くんは面倒臭そうに、はぁ、と息を吐く。 「言えないならこんなこと書くなよ」 そう言うと相可(おおか)くんは真剣な表情でわたしを見る。 「…一昨日(おととい)、姫乃(ひめの)と保健室にいた時」 「廊下を歩いていく足音が聞こえた」 「あれ、お前だろ?」 「…!」 え、え、バレて…。 「やっぱりな」 「何を勘違いしたのかは知らねぇけど」