「――――……っ」 わたしの顔が、かああっと一気に熱くなる。 『お前が弱ぇのは知ってる』 『だから隣で待ってる』 『また明日な』 プープープー。 その言葉を最後に通話が切れた。 わたしは耳からスマホを離し、手摺りを掴んだまま、相可(おおか)くんをじっと見つめる。 相可(おおか)くんは隣の猫の頭を撫でた後、背を向けて歩いて行く。 ふわふわパジャマ、カーディガンで隠せて良かった…。 裸足の足がじんじんする。 顔は見えたけど遠いな…。 そんなふうに言われたら今すぐここから飛んで行きたくなっちゃうよ。