今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄



 心の中でそう強く願った時、わたしのスマホが鳴った。

「はっ…」
 わたしはベッドの上で目を覚ます。

 え…真っ暗…もう夜?

 ぽたっと右目から涙が零れ落ちる。

 なんだ、夢か…。

 ヴーヴー。
 わたしのスマホからバイブ音が鳴り響く。

 …あれ?
 電話鳴ってる?
 誰かな?

 え、相可(おおか)くん?
 まさか…まだ夢でも見てるのかな?
 とりあえず出てみよう。

 応答のボタンを押し、耳元にスマホを当てる。
「…もしもし」