今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


雪羽(ゆきは)ちゃん、もう大丈夫だよ」
「よく頑張ったね」
 林崎(りんざき)くんの言葉で少し和らいでいた緊張と恐怖が一気に和らぎ、わたしの目から一筋の涙が頬を伝う。

「ゴホゴホッ…」
 わたしは咳き込み、手で口を押さえると、

「手震えてる」
 林崎(りんざき)くんが、ぎゅっとわたしの手を握る。

「怖かったよね」
「ごめんね」
 林崎(りんざき)くんの顔が曇る。

 なんで、林崎(りんざき)くんが謝るの?

林崎(りんざき)く…」