今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄


「違うよ」
金多(かなた)先輩とは電話で話しただけで」
「今回は君達がよく知ってる1年A組の女の子からの依頼」
 それを聞いたわたしの血の気がサァーッ、と引いていく。

 ゆりちゃんだ…。

「だから姫乃(ひめの)、心配ないよ」

 ――――グィッ!!
 青井くんが、わたしの顔を両手で覆う。

「俺の本命は黒ずきんちゃんだから」
 そう言って悪魔な表情で笑うと、わたしの全身が震えた。