「違うよ」 「金多(かなた)先輩とは電話で話しただけで」 「今回は君達がよく知ってる1年A組の女の子からの依頼」 それを聞いたわたしの血の気がサァーッ、と引いていく。 ゆりちゃんだ…。 「だから姫乃(ひめの)、心配ないよ」 ――――グィッ!! 青井くんが、わたしの顔を両手で覆う。 「俺の本命は黒ずきんちゃんだから」 そう言って悪魔な表情で笑うと、わたしの全身が震えた。