ゆりちゃんはゾクッとする。 「銀(ぎん)くんは信じて」 「私、手上げてないから」 相可(おおか)くんはゆりちゃんを無視し、わたしの体を支え、ひょいっとお姫様抱っこする。 「え、え」 パニックに陥るわたし。 「2限サボるわ」 「おーけー、池田先生に伝えとく」 林崎(りんざき)くんがそう言うと、 相可(おおか)くんはわたしをお姫様抱っこしたまま、保健室へと向かった。