「…いっ、いいえ!大丈夫です!!」 両手を振って遠慮しているが、構わずにその手にセーターを押しつけた。 「今日はもう、あがっていいって店長が言ってたから、着替えたら帰るぞ。」 俺の言葉に、目をぱちくりさせる秋野。 「あの…帰るぞ。って…?」 「さっきの奴らが、ウロウロしてたら危ないだろ。送ってってやるから、早く着替えてこい。」 カーテンの向こうに秋野を押し込んだ。 .