なんだか…。自分でも笑みが零れるのがわかった。 すぐ落ち込んだり、立ち直ったり。意地を張ったかと思えば、素直になる。 めんどくさいが、憎めない。 奥のテーブルに進むにつれ、さっきよりもうるささは増している。 「お待たせ致しました。ご注文をお伺いします。」 ひざまずいて男たちを見上げた。 「灰皿溜まってっし、小皿がねーんだけど。」 「失礼いたしました。ただいまお持ちします。」 .