いや…確かにいい映画だったけど、そんなに泣かなくても…。 困惑が、顔に出ていたのだろう。 「…あ…、なんか、すみません…。…あの、この後、時間ありますか?」 おずおずと俺に尋ねた彼女。 「も…もちろんです!!」 勢い込んで、答えれば。 びっくりしたように俺を見つめた後、はにかむように笑ってくれた。 .