「お客様。だいぶお飲みになっておられるようなので、そろそろおやめになった方が、よろしいんじゃないでしょうか。」 片膝をつきながら、丁寧すぎるほど、丁寧に言ってやれば、 「やだぁ!春川さんてば、心配してくれてるんですかぁ?嬉しいなぁ、もう~!」 赤ら顔で、俺の肩をばしばし叩く。 …まじでウザいよ。この酔っ払い…。 「…ちょっとぉ!春川さぁ~ん!!」 有無をいわせず、女の手からジョッキを取り上げた俺に、抗議の声をあげる女。 .