良かったんだ。



ほっとしたら、思い浮かぶのは秋野の顔で。



気持ちを誤魔化す必要なんて、ない。



思うままに、歩けばいいんだ。



優里もそれを望んでくれているのだろう。



シアワセだったよ。優里と過ごせて。



確かにあった時間。



忘れるんじゃなく、思い出にしよう。



優里…。本当に、ありがとう。



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