「…っ…い…してください…。」 目の前の秋野は、目を伏せたまま、俺に言う。 「…ん…?なんて…」 ちいさく掠れた秋野の声は、はっきり届かない。 …と。 「撤回してくださいっ!!」 がばっと顔を上げた秋野は、号泣しながら叫んだ。 しかも、大号泣だ。 「…ちょ!秋野。どうしたんだよ?」 なんとか宥めようと、席を立って秋野の横に座った。 .