「痛いっ!もう、暴力反対~!!」
いつものごとく、大袈裟に自分の頭をさする秋野。
「お前が、調子に乗りすぎるからだ、バカ!」
「だってぇ。」
テーブルに頬杖をついて、
「春川さんと一緒に居られるのがぁ、嬉しいんだもーん。」
ふふふ。笑いながら、俺を眺めた。
「…なぁ、秋野。…聞いてもらってもいいか?」
静かに切り出せば。
「何ですかぁ?何でも聞きますぅ。」
すでにだいぶ酔っぱらっている。酔いが醒めたら何も覚えていないかも知れない。
でもたぶん、それでいい。
話し出すために、息を吸い込んだ。
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