手の中の2つの月と星を見つめた。 まるでぬくもりが確かに残っているように暖かい。 それは優里のぬくもりなのか、秋野のぬくもりなのか… 俺はどうすればいいんだ?いや、どうしたいんだ? 心の中に優里の笑顔が浮かんだ。 1度、ぎゅっと強く、目をつむった。 再び開くと、変わらず笑顔の秋野がいた。 「…なぁ、秋野。仕事終わったら、飲みにでも行くか。」 伏せた目を、秋野に向ければ。 「…は、はいっ!!」 まるで向日葵が咲くように笑った、秋野。 .