「…お前、これ…」 「持っておいたほうがいいです。絶対。」 繰り返した秋野。 「やっぱり気になって、あの後取りに戻ったんです。でも、ぼろぼろにされてしまっていて。切れ端しか残っていなくて。だから小さなものしか出来なかったんですけど…」 顔を歪める秋野は、なんだか淋しそうだ。 「…あのダウンか…」 呟いた俺の声に、頷いた秋野。 .