「はーい。気をつけます!」



元気に敬礼しているが、本当に無駄な体力使わせんなよ、全く。




机に頬杖をついた。



「春川さん、春川さん。これ、ありがとうございました!とっても暖かかったです!!」



秋野が俺に差し出したのは、俺が貸したセーターだ。



「洗ってくれたのか?わざわざよかったのに。」



「あ!もしかして、あたしのぬくもり欲しかったんですかぁ?やだなぁ、もう。いつでも抱き付きますよぉ!!」



なんてまた、いつものごとく、俺の腕をばしばし叩く。



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