秋野を家まで送り届けた帰り道。 独りで歩きながら、優里を想った。 助けて、くれたんだな。きっと。 思えば、俺が困ったときや悩んでいるときにはいつも、傍にいて助けてくれた。 自分の時間が残り少ないとわかったときにも、変わらず一緒にいてくれた。 俺が望んだからだ。 優里を苦しめただろうか? 最後まで笑ってくれたけれど。 .